亀山敬司DMM.com group会長のありがたい詐欺のお話
上記の記事を見てくれたらこの記事も終わりなんですけどね。
これが無料で読めるって本当にありがたい。
ちょっと有名になった一般人ブロガーがnoteでこの手の類の記事を書いたら原稿料と称して1,000円くらいお金とるかもしれませんね。
これがタダ。
無料をありがたがっていても仕方ないので内容と感想書いていきます。
今も昔も詐欺というのはあったそうですね。
どこかの村にお地蔵さんに村人がお饅頭を1個お供えしたんだって。
ところが翌日になったら、お饅頭が2つになっていたらしい。「あれあれ? おかしい」と思いながらそのままにしていたら、そのまた次の日になったら4個になっていた。
これはすごいなと噂が広がって、村の衆が集まってきて、じゃあ俺も置こう、俺も置こうと言って、みんな置いたわけよ。
そしたらやっぱり100個置いた饅頭が、翌日には200個になった。噂は隣村まで広がって、試しに米やら野菜やらいろんな物をお供えしたら、これもすべて翌日には倍になっていた。
そうしたら村のみんなは狂喜乱舞して、家中のものを集めてお供えしたんだ。そして翌日、村人たちが勇んでお地蔵さんの前に行ってみると、そこには何一つ残っていなかったとさ。
おしまい。
詐欺って『えっ!?』っていう感じに終わるんだって。
あと詐欺でも信用が大事って書いてあるのが印象的。
ホリエモンこと元ライブドア社長の堀江貴文さんの著書でも『お金が信用のバロメータ』みたいなことが書いてありました。
詐欺師は詐欺が終わった後はお金を返してくれないが、詐欺の最中はお金を返してくれるんだって。
詐欺の最中はまさに信用が大事。
お地蔵さんに100個のお饅頭を置いたら、翌日200個のお饅頭になったというのはまだ詐欺の最中なんだよね。
家中にあるものをかき集めてお供えした時は刈り取り間近。
この時は信用をなくしてもいいんだよね。
本当に詐欺師って賢いなぁ。
詐欺に引っかからないように20代、30代の時にしっかりと勉強しておこうというお話。
勉強って別に机に向かって難しい数学の問題を解くっていう意味じゃなく、いろんな人に会っていろんな本を読んで知見を広めるってこと。
詐欺といえば、昔トルコ人に右手と左手どちらにコインが入っているかという詐欺をされたことを思い出した。
ある程度のところで
『警察ダーーーー!!!』
と行ってトンズラする手法。
今考えると情けないのに引っかかったなぁ。
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