きゅうりの王様

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水泳の池江璃花子選手が患った白血病とは?

2019年12月12日、競泳選手の池江璃花子さんが白血病であることをTwitterで公表し日本に衝撃が走った。

池江さんと言えばバタフライなど個人競技で競泳腰目の日本記録保持者。
昨年2018年のアジア大会では6冠を達成。

2020年の東京オリンピックでは金メダル候補の一人なんですよね。

この池江璃花子の白血病報道によって、白血病の初期症状や白血病になりやすい人、治療法など、また骨髄バンクの登録の増加など白血病全般について注目されるようになった。

白血病と言えばドラマや漫画で主人公に近しい人がかかる病気というイメージ。
しかしどんな病気かと言われたらわからない。

ということで、白血病についてや池江璃花子さんが白血病を発症したということに対しての影響について書いていきたいと思う。

白血病とは?

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白血病(leukemia)は血液のがんと言われている。
かつてはおもだった治療法がなく痛ましい不治の病だったが、現在は化学療法や骨髄移植の劇的は発展により、(種類にもよるが)白血病は治癒・長期間生存が可能。

白血病は、血液細胞が骨髄の中でつくられる過程起こる血液の病気。

白血病の患者は、たとえば酸素を運ぶ役割を担っている赤血球の働きを阻害することで貧血になったり、(白血球は感染症から体を守る役割を担っているので)感染症にかかりやすくなる。

白血病を含むがんは、遺伝子や染色体に傷がつくこと(遺伝子変異)で発症すると考えられている。
たとえば慢性骨髄性白血病(CML)では、患者さんの95%以上でフィラデルフィア(Ph)染色体という異常な染色体が見つかる。
遺伝子や染色体に傷がつく原因として、放射線、ベンゼンやトルエンなどの化学物質、ウイルスなどが挙げられていますが、そのメカニズムは完全には解明されていない。

引用
https://ganclass.jp/kind/cml/what/

白血病の初期症状

急速に進行する急性白血病と、ゆっくり進行する慢性白血病に大きく分けられる。

異常な白血病の細胞が増えることで正常な白血球、赤血球、そして血小板が減少すると、感染症にかかりやすくなったり、だるい・立ちくらみ・疲れやすいなど貧血のような症状がみられる。
また血が止まりにくいなどの症状が現れやすくなる。

異常な白血病の細胞が増えると全身で炎症が生じるため、だるさ・疲れやすさ・抑うつなどの症状が現れることも。

白血病の症状は急性白血病と慢性白血病では大きく違う。
急性白血病の症状としては、骨髄で白血病細胞が増加し満ちあふれるために正常な造血が阻害されて正常な血液細胞が減少し、正常な白血球の減少に伴い細菌などの感染症(発熱)、赤血球減少(貧血)に伴う症状(倦怠感、動悸、めまい)、血小板減少に伴う易出血症状(歯肉出血、鼻出血、皮下出血など)がよく見られ、ほかにも白血病細胞の浸潤による歯肉の腫脹や時には(とくに AML-M3 では)大規模な出血もありうる。
さらに白血病が進行し、各臓器への白血病細胞の浸潤があると、各臓器が傷害あるいは腫張し圧迫されてさまざまな症状がありうる。
腫瘍熱、骨痛、歯肉腫脹、肝脾腫、リンパ節腫脹、皮膚病変などや、白血病細胞が中枢神経に浸潤すると頭痛や意識障害などの様々な神経症状も起こりうる。
急性リンパ性白血病ではリンパ節・肝臓・脾臓の腫大や中枢神経症状はよく見られるが、AML では多くはない。
ただし、これらの諸症状は白血病に特有の症状ではなく、これらの症状を示す疾患は多い。
故に症状だけで白血病を推定することは困難である。

慢性骨髄性白血病では罹患後しばらくは慢性期と呼ばれる状態が続き、特に症状が現れず健康診断などで白血球数の異常が指摘されて初めて受診することも多く、慢性期で自覚症状が現れる場合は脾腫による腹部膨満や微熱、倦怠感の場合が多い。
ただし、慢性骨髄性白血病の自然経過では数年の後必ず、移行期と呼ばれる芽球増加の中間段階を経て急性転化を起こす。急性期では芽球が著増し急性白血病と同様の状態になる。
慢性リンパ性白血病では一般に進行がゆっくりで無症状のことも多く、やはり健康診断で白血球増加を指摘されて受診することが多いが、しかし80%の患者ではリンパ節の腫脹があり(痛みはないことが多い)他人からリンパ節腫脹を指摘されて受診することもある。
リンパ節の腫れ以外に自覚症状がある場合には倦怠感、脾腫による腹部膨満や寝汗、発熱、皮膚病変などが見られる。
慢性リンパ性白血病の低リスク群では無症状のまま無治療でも天寿を全うすることもあるが、病期が進行してくると貧血や血小板減少が進み、細菌や真菌などの日和見感染症や自己免疫疾患を伴うこともある。

Wikipediaより
https://ja.wikipedia.org/wiki/白血病

白血病でも急性と慢性ではかなり違うようですね。

白血病患者数

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日本の白血病発症率は2013年のデータがある。
1年間に人口10万人あたり男性で11.2人、女性で7.7人の割合で白血病と診断されてい流とのこと。

2005年国立がん研究センターのデータによる日本の年齢別性別白血病罹患率2005
1997年の日本の統計では全白血病の発症率は年間に男性で10万人あたり7人、女性で10万人あたり4.8人、合計で年間に人口10万人あたり約6人程度と見られている。
そのうち急性白血病が10万人あたり4人程度・・・

Wikipediaより
https://ja.wikipedia.org/wiki/白血病

上記のWikipediaの記事を見ていただいてもわかるように、白血病の発症というのは、非常にレアケース。

池江璃花子さんが白血病になった意味は非常に大きい

白血病や初期症状現在の白血病患者数について書いた。

白血病に関してとくに思うこと。
それは老若男にを問わず突然白血病と診断され、地獄のどん底に突き落とされた人やその家族がいるということ。

池江璃花子さんという、有名スポーツ選手が白血病を発症。
リオデジャネイロオインピックの競泳代表選手、そしてアジア大会でも優勝したほどの選手。
そして東京オリンピックのメダル有力選手。

そんな人が白血病と診断され、同僚や芸能・政財界からも驚きと励ましのメッセージが届く。
もちろん私たちのような一般人からも。

このニュースをきっかけに、白血病ついての知識や骨髄バンクのドナー登録に関心を持ち始めた人が非常に多いそうだ。

とある報道では見ていると骨髄バンクのドナー登録者が普段の100倍以上の登録があったとの報道も。

有名スポーツ選手の白血病発症ということの意味はそれだけ大きい。
池江さんにとって(家族やそのも周りもちろん)非常にツラい診断出会ったことは間違いない。

しかし彼女が白血病を発症したというは「白血病を知る」「ドナー移植登録をする」という意味でも非常に大きい。

発症率が10万人あたり数人、患者数は年間9,000人という一般的にありえないような数字(全患者数は67万人)。
白血病は、まったく身近ではない病気なのだから。
(Wikipediaの罹患数より)

報道のようにどうー提供登録者が増えると、今までドナーが見つからなかった人にとってもしかしたらこれを機にドナー提供を受ける機会が増えるかもしれない。

池江さんが白血病と診断された衝撃と同時に、白血病に関しての知識や人々の行動・白血病患者(家族も含め)の取り巻く環境も変わったのではないか。

まとめ

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池江璃花子さんの白血病の症状がどのようなものなのかは公表されていないし、報道されていない。

東京オリンピックメダル候補である彼女には、ぜひ病気を克服して協議を再開・東京オリンピックでメダルを獲得してほしい。

そういう気持ちである。

彼女はきっとそういう目標でやってきたわけだから。

ただどこかのブログにも書いてあったけど、白血病の症状がわからない。

「がんばれ」とかましてや「オリンピックまでに完治を目指して!」

とかは言えない。

病気と向き合い、生きて欲しい。


【ホリエモン】堀江貴文氏、近畿大学に来る!ホリエモンから卒業生に向けての感動のメッセージ

好きな人ができて結婚して子供を産む。
今の時代そんな生き方できる人の方が少なくなってきている。
もちろんそれ以外にもその人の思う幸せがある。
水泳に関わる仕事に戻ることができ、後進の指導に当たれればいいかもしれない。

言いたいのは「いろんな人生」「いろんな生き方」があるということ。

東京オリンピックだけがすべてではない。

 

 

乗り越えられない壁は無い。

もちろん乗り越えて欲しい。
信じている。

「いまの自分とどう向き合うか」それができるからきっと一流なんだろうな、と思ってしまうのであった。

18歳の女性にとって酷なことではあるが。

自分の娘ほどの年齢の女性にエールを送らずにはいられない。

図解でわかる 白血病・悪性リンパ腫・多発性骨髄腫

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