小利口な人間は頭でよく考えて、体が動かない「システム2」で生きている
バカのメリット
本ライブドアの社長で起業家のホリエモンこと堀江貴文氏がメディアや書籍、講演でよくいう言葉がある。
小利口になるな!
バカの方が成功している!
バカは最強の法則: まんがでわかる「ウシジマくん×ホリエモン」負けない働き方
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- バカはどんなことに挑戦できるチャレンジできる。
- バカは恐れない。
- バカはハングリー精神がある。
バカになっていろんなことにチャレンジしてみたいと思っていても、それができない人がいる。
どうしてなのか?
人の脳は二種類の機能に分類される
バットとボールが合わせて1100円。
バットはボールよりも1000円高い。
ボールはの値段はいくらか?
人の脳は2種類の機能に分類される。
1つは素早く処理する能力。
[システム1]ということにしておく。
もう一つは熟考して処理する能力。
これが[システム2]。
それぞれメリット、デメリットがある。
[システム1]の素早く処理する能力は処理速度が速いが、よく間違いを犯す。
[システム2]はよく考えて処理し結論を出すため、処理速度が遅い。
最初の問題。
誰もが見たことのあるような問題のため、ぱっと答えを出した人は「100円」と答えたはず。
ボールの値段はの答え、100円では無い。
ボールが100円だとすると、ボールとバットの差額が1000円なので、合計すると1200円になってしまう。
答えは50円。
考えればわかる質問だが、ちょっと答えた場合は間違う。
小利口なヤツって、後先考えて行動を起こせない
ホリエモンが「小利口」が1番ダメだという理由を考えてみた。
思いついたらすぐに行動する人は間違いを犯しやすい。
しかし間違いを恐れずに何度でも挑戦しようとする。
小利口な人間は何か案を思いついたら、そのことについてよく熟考してから行動にうつそうとする。
小利口な人間は成功するか失敗するかを考える。
本当はやるかやらないかなのに。
考えているうちに失敗を恐れるあまり何もしなくなるのではないか。
自分の置かれている状況やしがらみを気にして動けなくなってしまうこともある。
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まとめ
小利口な人間は[システム2]で生きている。
有名大学出身の頭の賢い人の中で、何か動き出したいと思っているのに躊躇してしまうのはシステムが働いているんじゃないか。
自分は頭が悪いのでとにかくバカになって動くしかない。
こういう人たち全員がバカになって行動し始めたら、自分の付け入る隙がなくなってしまうので、困ってしまうが。
とにかく自分は動き出さないと何も始まらない。
生きるのが楽しくなるようなビジネスや遊びをたくさん知っているかどうか。
自分の好きなことをやる覚悟があるかどうか。
ばか馬最強!
協調性など無視してやりたいことを好きなようにやる。
脳の仕組み[システム1]と[システム2]はダニエル・カーネマンの「ファスト&スロー」(あなたの石はどのように決まるか?)に書かれている。
自分自身で行動していると思っても、実は何かに左右されている。
そして、脳の仕組みは2種類ある。
非常におもしろい。
オススメの一冊。
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