『曹操孟徳は戦が下手』の真意
誰の役にも立たない記事、誰にとっても有益でない『無益』の記事を書いてもいいんだ、って記事を書きました。
そういえばこんな記事を書いたこともありました。
いや、このころからまったく意味のない記事を書いていたんですね。
『47はてぶ』もいただきありがとうございます。
「おもしろい」というより炎上に近いものがありましたね。
通算65戦58勝、武帝と諡された曹操が戦下手ですか...。アフィも休み休み言ってください^^
この記事を書いた時には上記のことも想定の範囲内でした。
わかってますよ、それくらい。
この時言い訳に近い反論を書けば自分の負けだと思ったもので、何も反応しませんでした。
(むしろ油を注いだ方が良かったかな)
どうしてこんな記事を書いたのか?
その真意について解説します。
一度の負けは死を意味する
武士(もののふ)だ…! #負けは死も同然 #羽生結弦 #世界フィギュア pic.twitter.com/i6YZBewyur
— かんかん (@newskankyobu) 2019年3月23日
この見出しが結論なんですけどね。
コメントいただいた65戦58勝。
強いですよ、当然。
でも野球じゃないんですよ。
戦、つまり槍や剣を持って殺しあうんですよ。
それに7回も負けてるんです。
一度の負けは死を意味するんだったら曹操孟徳という人は7回死んでいます。
007も真っ青ですよ。
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先日フィギュアスケートの羽生結弦選手が
『負けは死も同然』
といっていました。
フィギュアスケートは言葉のたとえで済みますが、戦国の世においてはまさにこれが真理なんです。
負けても死なな運の良さとそれを糧にする才能
しかし曹操は7回負けても死ななかった。
- 良い部下に恵まれていたから
- 運が良かった
- 死をくぐり抜ける機転がきいた
とにかく曹操は昔の中国においてまあまあの長寿をまっとうしましたね。
天下を統一することはできませんでしたけどね。
話が逸れましたが、負け戦から多くのことを学びそれを教訓にしていた。
「負け」を次に活かす。
それができたからすごいんですよね。
別に戦上手(勝率がいい)だからすごいんじゃないってことを言いたかったんですよ。
それをただ書いてある通りに受け取って「死ね!」とか「バカか!」「歴史を知らないのか!」というお言葉をいただきました。
見事に引っかかってくれてありがとう。
100回負けても1回勝てれば天下を取れる(100回勝っても1回負ければそれまで)
秦の始皇帝の後に覇権を争った項羽と劉邦。
項羽は鬼神の如き武勲で、戦をすれば負けなし。
かたや下っ端役人上がりの劉邦。
彼は戦が下手で有名で『敗戦将軍(百敗将軍?)』というあだ名までついていたとか。
最終的に中国を統一したのは実は劉邦の方。
人望(人徳)の有無や登用能力、部下の意見を聞き入れるか否かなど様々な要因はあったと思います。
しかし戦に関しては劉邦の方が圧倒的に分が悪く、項羽の方が絶対的に優っていました。
戦で数多く勝利してもの一つ二つの負けで全てが終わってしまう。
そう、曹操は7回も終わっているんですよ!
でも曹操は7回も生き残り、それを糧にするチャンスを得たんですよ。
7回の負けが多いですか?少ないですか?
という疑問を投げかけたものだったんです。
まとめ
7回の負けが多いか少ないか?
それはオレにもわかりません。
それ以上の戦歴を上げているわけですからね。
人物の良し悪しはありますが、歴史を代表する人物であることには違いありません。
そして「アフィカス」とコメントしてくれた人に最後にこの言葉を贈りたいと思います。
65戦58勝7敗は野球のペナントレースやバスケットボールのリーグ戦の成績ではありません。
人の生き死にを左右する戦です。
(引き分けはカウントしていないんで許してね)
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