アマゾンの大量の宅配物に悩むクロネコ宅急便と配送料無料という言葉について
アマゾンの宅配物急増によるニュースが流れている。
年間13億5千万個もの宅配物を配送しているヤマト運輸が人員不足による宅配物の取り扱いの抑制を検討しているとのこと。
宅配物が増えたのに人手を確保できずに現社員の多すぎる残業量に利益率も低くなっているらしい。
フリーのアマゾンフランス送料無料問題
オンラインショッピングのアマゾンは合計代金を25ドル以上の買い物を送料無料にして書籍を2冊以上購入させることに大成功を収めたが、フランスのアマゾンだけは間違って送料を1フラン(20円)という金額を設定してしまい2冊以上の注文は全く増えなかったという社会実験的なことが起こったことがあった。
そのアマゾンが間違いを訂正してフランスも他の国と同じようにすると世界の消費者と同じように2冊目の書籍の注文が増えた。
- 作者: クリス・アンダーソン,小林弘人,高橋則明
- 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
- 発売日: 2009/11/21
- メディア: ハードカバー
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送料無料ということでネットショッピングの拡大で配送業務が急激に増えた。
送料無料という言葉について
楽天市場、Yahooショッピング、アマゾンのネットショッピングモールでは「送料無料」という言葉が溢れている。
送料無料と送料込みの間の話 送料無料と聞いてどういうイメージだを持つだろう?
送料無料はありえない!!と思う人もいる。
基本的には商品に送料が上乗せされている。
一般の価格とは別にヤマト運輸と企業が契約した価格がある。
同じ都道府県内はサイズが60cm以内は300円とか、普通の価格と違い大量に出荷するので安く価格を抑えてくれる。
その平均値が500円だとする。
段ボール代が100円、人件費が1梱包に付き50円だと換算すると送料一律650円で遅れることになる。
送料無料と銘打った商品の価格から650円引くと本当の価格になる。
これがミソ。
近ければ近いほうが安くなり、遠ければ遠いほど配送料が高くなる。
近い配送地の人が遠い発送地の配送料を負担しているということである。
じゃあ遠い地域にあるお店を選んで商品を購入すればお得だな!!という意味ではない。
オリジナル商品で他にはないものを販売しているお店がたまたま遠方であったりとか、ある特定の地域からの商品を避けたらたまたま遠方からの発注だったりとかのケースもある。
近い地方からの配送であれば当日届いたり、翌日届いたり、すぐに手元に届くというメリットもある。
送料無料というのは厳密に言えば送料込みという意味ではなく、120cmサイズで企業価格1000円のという送料が高い地域の人がサイズ60cmで企業価格300円の送料の安い、近い地域の人たちの分を負担しているというのが正しい。
まとめ
佐川急便がアマゾンの配送業務から撤退し、アマゾン商品の配送負担がヤマト運輸にのしかかってくる。
その購入した商品がヤマト運輸の宅急便で我が家に届けてくれるのだが、時間の指定とかは気にしないので配送物の取扱量を抑制しないでほしいな。
まず最初に田舎の宅配物から少なくされそうな気がする( ̄◇ ̄;)