ワンピースのウソップと20歳の女性
春って出会いと別れの季節。
あいにく天気は悪いけど、こうやって病室で考え事をしていると昔のこともよく思い出す。
病棟の食堂
病棟の中に食堂がある。
テレビや本、雑誌が置いてあり電話をかけたりしている場所がある。
飲料用の飲み水やお茶を汲むこともできる。
闘病生活も長くなり、病棟内を歩けるようになったのでよく利用しているのだが、よく見かけるおばさんに 突然話しかけられた。
入院は暇ですよね。
漫画のワンピース貸してあげますよ。
↑
おばさん
と言って漫画「ワンピース」の単行本を貸してくれた。
そのおばさんは階段からこけて股関節のあたりを骨折して入院しているらしい。
娘婿殿が義理の母親である彼女にワンピースを買って持ってきてくれたらしい。
暇そうにしているように見えたのかな?
せっかくなのでおばさんの好意に甘えてワンピースの単行本を借りることにした。
ワンピースの思い出
実は以前ワンピースを読んだことがある。
15年も前に!!
15年前ってまだ大阪に居たんだよなぁ。
その時の話である。
20歳未婚女性の子ども
バイト先である女性と知り合った。 知り合った時は20歳くらいで子供がいた。
5〜6歳くらいで16歳の時に子供ができて産んだらしい。
未婚だった。
子ども連れで彼女とよく遊んだ。
そして、子どもは漫画がワンピースが大好きだった。
ウソップ
彼女と子どもに「ウソップ」というあだ名をつけられた。
ワンピースのことをよく知らなかったオレに漫画を貸してくれた。
「ウソップをよく研究するように」
って言われたのをよく覚えている。
研究って一体…( ̄▽ ̄)
それがワンピースの思い出。
そして、入院中に知り合ったおばさんに借りたワンピースを懐かしく思いながら読んでいる。
感想とまとめ
「ウソップ」と呼ばれたオレ。
😩見返すと俺ってこんなキャラか?こんな感じ?こんな顔?
イメージ的にはサンジなんだけどな( ̄▽ ̄)
と思う。
今はただのおじさん。
そんな彼女から去年か一昨年ぐらいに写真が送られてきた。
オレをウソップと呼んでいた"あの"子どもが20歳、つまり成人したらしい。
子育てを終えた母親はまだ40歳になっていない。
スゲ〜って思った。
時の流れって凄まじく早いな。
思い知らされる。
と懐かしく思いながらブログに書いてみた。
おばさん、ワンピース貸してくれてありがとう。
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