きゅうりの王様

日々の日常の生活から役立つ情報をまとめた知恵袋ブログを目指す

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救いの手を差し出してくれたのに奴とバーボン飲まなかったという話

日記ブログか雑記ブログかどういう記事の書き方かと書いたのにやっぱり日記ブログを書いてしまう自分。

www.cucumberking.com

入院してからいろんなことを考える時間が多くなった。
いままでの自分の人生やこれからのこと。

ちょっと過去を振り返ってなんとなく昔話をしたくなった。

仲の良かった友人

彼の名前はサトシ。

知り合ったのは大学の時、席が隣だったか誰かの紹介だったかはよく覚えていない。
ただなんとなくお互いに意気投合してよく遊んだ。
男同士だったがよく一緒につるみ、東京や大阪、北海道とかに旅行もした。

親友と思っていたし、今でも付き合っていれば大親友だったと思う。

この扱いづらいオレとよく一緒にいてくれて、お酒をよく飲んだ。

楽しい思い出だったかな。

結婚

彼とは別でよく遊ぶ1人の女友達(あや)がいた。
結構男を取っ替え引っ替え遊んでいたやつだった。

あの時はそんなことは関係なしに楽しかった。
たまたま同時期にお互い恋人と別れて、なんとなく一緒に遊んでいるとふと俺が呟いた。
「オレらずっと一緒に得るかもな…」と言った。

別に深い意味はなかったのだが、彼女からしたらその言葉がプロポーズに聞こえたらしい。

まだ付き合ってもいないのに、なんだか結婚する流れとなった。
勢いだけで結婚することになった。

嘘みたいな本当の話。

まぁ別に嫌じゃなかったし、そんな流れならそれでいいかなと思った。

しかし、友人たちの誰も賛成してくれなかった。(厳密には1人だせ賛成してくれたやつがいた。)
というか、みんな反対した。

まぁ珍しいだろうな。 結婚報告したらみんなに反対されるって。 (こんな流れで結婚って反対されて当然だか…)

ほとんどの人が彼女(あや)の心配をしていた。

「あんなやつ(俺のこと)と結婚してもすぐ別れるだけだよ。」
「絶対うまくいかないって」

親友サトシの彼女(まみ)と彼女(あや)とはとても仲が良かった。

その親友の彼女、まみには大反対された。

まみはアヤのことを心配していたのだろう。

「あんな男(オレのこと)と結婚してもろくなことがない。 あいつは嫌なところしかない。」

あぁ、よっぽど嫌われていたんだろうな。

そして、親友サトシは彼女(アヤ)のことが嫌いだった。
俺のことを心配してくれたかどうかはわからなかったが、やはり、オレと彼女アヤとの結婚には反対だった。

友人たちの予言

まぁ、これだけたくさんの反対だったので流石に人付き合いというものが嫌になってしまった。
普通はみんなに祝福されての結婚だが、これだけの避難と反対の結婚というのはないだろう。

と、そんな訳であとはなんとかなるかと思い、結婚した。

オレとアヤはすぐに別れる、5年後には間違いなく別れていると言われた。

多くの人が「予言」してやる、みたいな感じだった。

ちなみに俺らの結婚は15年続いている。

多くの人の予言は見事に大外れした。

救いの手を差し出してくれたのに

結婚して子供がなかなかできなかったが、それでも数年後待望の子供ができた。

その時に嫁と親友サトシの彼女まみとまだつながりがあったらしく(風の噂で伝わったのかもしれない)、親友から俺宛に出産祝いを送ってくれた。

しかし、そのプレゼントの不在票に気づかず、ずっと放置されていた。
気づいたときには保管期間がとっくに過ぎていた。

数年ぶりに見る彼の名前。
少しだけ懐かしく思ったが、もう俺の心は人付き合いに対する嫌気が強かった。
そのプレゼントを贈り物の不在票を見なかったことにした。

そして、その数年後に彼から結婚の案内が嫁宛に届いた。

オレと嫁との結婚を反対した彼女との結婚だそうだ。

嫁と同伴で結婚式に出席して欲しいという内容だった。

招待状が届いたのは嫁の名前。

オレには招待状は届いていないので行くなら1人で行けばいいよ。

と嫁に行ってオレは出る気はなかった。

嫁も結局断った。

誰かが救いの手をキミに差し出してる。
だけど今はそれに気づけずにいるんだろう。
~~~~
後悔の歌
甘えていた
鏡の中の男に今復讐を誓う


Mr.Children 優しい歌

あの時のことを笑い飛ばせなかった自分

誰でも良いから、結婚してみてダメなら別れたらいいよみたいな、「結婚してみれば?」ていう言葉が欲しかった。

ただ、出産祝いでくれたプレゼントは彼にとっての救いの手だったような気がする。
あの時、あいつはオレに救いの手を差し出してくれた。

でもオレは、その手を払いのけてしまった。

そのことに対しては「すまない。申し訳ない」と思っている。

ただ、何か誘われたとしても今でも行く気はない。
俺自身がそういう性分なんだ。

まとめ

本音と建前はどっちが良いのかわからなくなってしまった。

みんな本音でキチンと結婚について反対してくれた。 大人の世界なら建前で祝福してくれたのかもしれない。

あの時は、本気で心配してくれたのか、どうでも良いのかの差だったのかもしれないな。

ろくでなしon the heaven
あの時のこと笑い飛ばして
30になったて奴とバーボン飲むのさ


SLIDIN' SLIPPIN' ROAD/ BEGIN

このフレーズが頭に響く。

30過ぎたけどお前と一緒にバーボン飲めんかったな。
こんな性格ですまん。

音楽旅団

音楽旅団

  • BEGIN
  • J-Pop
  • ¥2400

この2つの曲のフレーズが今でもオレの心に響いている。

こんな性格ですまんかったな(2回目)。

なんとなく書きたくなったオレの昔話。

追記

はてなブロガーは大学生が多いような気がする。
多いだろう。
離れ離れになっても一生付き合っていくであろう友達を大事にしろよ!!