キングコング 西野 絵本Web無料公開騒動における日本の衰退
このニュースおもしろいなと思いました。
お笑い芸人キングコングの西野さんが描いた20万部以上売れた人気の絵本が小学生の「高すぎて買えない」との問い合わせ?書き込み?からWebで無料公開を始めたそうです。
今回のフリーミアムと批判的な意見について思うこと
賞賛や批判など賛否両論が巻き起こっているそうです。
どういう出版方法なのかよく理解していないが、突然無料にしても問題ない契約であればいいのではないか。
行動経済やフリーミアムの「無料」という観点から見ると自然な感じがするんですが、やはり日本に馴染まないんだなと思いました。
フリーによる成功事例
レディオヘッドの7枚目のアルバム「イン・レインボウズ」の値段を購入者自身に決めてもらうという変わったことを試みたことがある。
一昔前は音楽CDを店頭で販売販売することが当たり前だったが、このアルバムはオンライン配信され購入者に払いたい金額を決めさせるというものだった。
お金を払わない購入者もいたそうだ。
この取り組みのおかげでこのアルバムはレディオヘッドの中で最も商業的に成功したアルバムとなった。
まとめ
日本でも佐藤 秀峰の大人気漫画「ブラックジャックによろしく」の無料ダウンロード、2次利用の許可という興味深い取り組みがあり、当時かなり話題を呼んだ。
もちろんその裏に隠れた経緯や背景は違う。
ただ今回無料公開したことでこのような結果となった。
最初にWeb無料公開になった時にこうなるんじゃないかと思っていた。
地震予知を後から当てたという人のような感じ。
完全に後出しジャンケンである。
ものをタダにすることで金儲けができる。
無料という概念はよく知られていると同時に、とてもミステリアスな概念である。
本当はこの「フリー」の矛盾に日本は困惑しているのではないのか。
今まで常識だったものが、これからは非常識になっていく。
良いも悪いもこれが現実になってくる。
世の中も変わるのだったら自分自身も変わらなければならない。
そう思いながら無料公開された絵本を無料でダウンロードさせてもらいます。
- 作者: クリス・アンダーソン,小林弘人,高橋則明
- 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
- 発売日: 2009/11/21
- メディア: ハードカバー
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