お坊さんに教えてもらった画数だけではわからない姓名判断の話
親が子どもにしてあげる最初のプレゼントが命名、名前をつけてあげることである。
書籍や有名な先生に頼んで、より良い画数を当てはめる姓名判断を用いる人も多いのではないか。
姓名判断とは科学的に根拠のないものだと言われたり、哲学的統計であると言われたり、さまざまである。
姓名判断の基本と、良い画数であっても安心はできないし、悪い画数であったとしても気にする必要がないことを紹介する。
姓名判断の基本
天格
天格(祖運)とは、祖先から受け継いだ苗字。
家柄を象徴します。
一般的に晩年になるほど影響力を強めるとされている。
人格
苗字の下側と名前の上側を足した画数。
人格(主運)とは、人物の内面をあらわし、家庭・仕事・結婚運、中年期の運勢に影響を与える。
地格
名前の画数。
地格とは、その人の性格をあらわす。
幼少期の運勢を表し、その人の成長過程に強い影響を与えるため、「性格」、「才能」、「金運」、「適職」、「性的傾向」に関係する。
外格
苗字の上側と名前の下側を足した画数。
外格とは、家族や職場などの外因的要素、対人関係・社会的環境一般の運勢。
人生に大切な人間関係の良し悪しを占うと言われている。
総格
すべての画数を足したもの。
総格とは、人生を歩むにつれて色濃くでてくるといわれている。
姓名判断の違い
- 流派による違い
- 旧字体を使用するか新字体を使用するか
上記2点の違いにより、一方では良い画数と言われるのに、もう一方では悪い画数と言われる。
サイトによって良し悪しに違いが出るのはこのせい。
画数が良くても、「久」や「真」など元々の意味が悪いと言われる漢字は使ってはいけないとも言われている。
姓名判断の本質
子どもの命名時にあるお坊さんから言われた事が印象に残っている。
これが今回の記事の本題。
姓名判断には3種類しかない。
- メチャクチャ悪い画数
- 悪い画数
- 普通の画数
どんなに良い画数であったとしても、予期せぬ事故で死ぬこともあるし、どんなに悪い画数でも成功する人もいる。
名前だけでで人の人生が決まるわけではない。
まとめ
「姓名判断の違い」で書いたようにあれこれ制限をしていけば、これ以上ないくらい完ぺきな名前は存在しないそうである。
姓名判断で悪い診断をされたからといって死ぬ確率が極端に高くなる訳ではないし、姓名判断で良い診断を受けた人でも天災で亡くなる人もいる。
姓名判断は全てではないので気にする必要はない。
親が子どもにこうあって欲しいと願ってつける名前に良し悪しはない。
親の子どもに対する愛情があれば姓名判断は関係ない。
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