きゅうりの王様

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喫煙による健康被害って意外と効果がないかもしれない

椎間板ヘルニアでの入院76日目になります。

先日、禁酒の記事を書いたのでタバコ、喫煙、禁煙についても書いていこうかなと。

喫煙者と禁煙者

喫煙による健康被害が叫ばれる中、タバコの値上げや喫煙所の減少など喫煙環境が厳しくなっています。

20年前と比較して、喫煙者もかなり減少したかなと思ったのですが、医師や看護師を含めて、病院関係者の大多数がタバコを吸っています。

かなり意外!

結構ストレス溜まっているんでしょうね。

統計を元に喫煙と禁煙の健康とお金について読み解いていきます。

たばこを吸っている人はそれを元に禁煙するか吸い続けるか考えてみてください。

喫煙による健康被害

喫煙者とたばこの消費量


参照
http://www.health-net.or.jp/tobacco/product/pd100000.html

男性の喫煙率は約32%、女性は約8%、男女平均は約19.3%です。

過去20年で50%以上あった喫煙率からするとかなり減った感じはするのですが、世の中の10人に2人はたばこを吸うんですよね。


参照
http://www.health-net.or.jp/tobacco/product/pd070000.html

年間の一人当たりのたばこの消費量は1番新しいデータの2007年で2,341本です。

これは、15歳以上を対象にしてしかも人口数で割ったものです。

たばこの消費量を喫煙者数で割れば一人当たり、もっと多くたばこを吸っているでしょうね。

1日一箱20本以上吸っている人も多いのではないでしょうか?


参照
http://www.health-net.or.jp/tobacco/risk/rs410000.html

WHOなどの試算によると、日本でたばこが原因とされる死亡数は、114,200人(男性90,000人、女性24,200人)になると言われています(2000年)。

世界では1995年の統計ではタバコ関連死は300万人以上と言われています。

飲酒の場合もそうでしたが、調べてみてみると思っているよりも少なく感じました。

実際に日本の人口に当てはめてみました。

1億2,000万人の約20%、おおよそ2,100万人が喫煙しているという事になります。

成人男性は5,000万人の内の約1,600万人、女性は5,500万人の内の約500万人、計2,100万人が喫煙している結果となりました。

2,100万人の内の10万人ですからタバコが関係して死ぬ人って約0.47%なんですよね。

意外と死亡率が低いんですね!!

「死」の心配だけで言えば、これだけ低いのであれば「健康」は禁煙をする理由ような気もします。

残念ながら病気の発症率の詳しい統計がなかった(わからなかっただけかとしれません)のです。

喫煙により、寿命が男女平均で9年減ると言われています。

喫煙と飲酒のダブル攻撃で食道ガンの危険が50倍、受動喫煙での被害もあります。

喫煙者の24%が喫煙をやめたいと思っているそうです。
参照 http://www.seikatsusyukanbyo.com/guide/smoking.php

タバコによる主な病気の事例を紹介していきます。

タバコによる主な病気

タバコを吸うと様々な病気になると言われています。 病気になると辛い闘病生活が待っています。

その病気、疾患の例を幾つか挙げたいと思います。

がん

喫煙すると様々なガンの発症率が上がると言われています。

タバコにはニコチンなどの発ガン性物質が含まれているからです。

代表的なものは肺ガンですがその他のがんも紹介します。

  • 肺がん
  • 口腔がん
  • 食道がん
  • 胃がん
  • 乳がん
  • 子宮がん

女性のがんとも深く関わっているとも言われています。

心筋梗塞

心筋梗塞とは心臓の筋肉と連動している冠動脈という血管が詰まり、心臓の筋肉が働かなくなってしまいます。

最悪の場合、心臓が止まる可能性もあります。

タバコに含まれる成分に血管を細くする作用があるためです。

気管支喘息

タバコを吸うと気道を強く刺激するため、炎症を引き起こしやすくなります。

そのため、気管支が悪くなり喘息を誘発する恐れがあります。

消化器系疾患

喫煙によって食道や胃、肝臓、すい臓などの消化器系に疾患を及ぼす可能性があります。

胃潰瘍、肝炎、十二指腸潰瘍、膵炎(すいえん)などの恐れがあります。

歯周病

ニコチンによって血流が低下したり、一酸化炭素によって酸素が十分に供給されずに歯肉が炎症を起こし、歯周病になる恐れがあります。

歯周病が進行してたくさんの歯を失う可能性もあるそうです。

その他、骨粗鬆症や肺気腫、糖尿病、慢性閉塞性肺疾患などになる恐れがあります。

病気以外の喫煙のデメリット

老けとか肥満とか

病気以外に喫煙によって身体に様々な変化が起こるとも言われています。

例えば、タバコを吸う人は老け顔になりやすいと言われています。

タバコはビタミンを破壊して老化が早まると言われています。

医療費が高くなる

多分最大のデメリットではないでしょうか?

病気のリスクは上記で記載しましたが、もし、万が一病気になってしまったら莫大な医療費が必要になります。

喫煙による病気で必要になる一人当たりの費用は癌で60〜200万円くらいでしょうか(29日入院)。

すいません、詳しくは調べませんでした。

しかし、とんでもなくお金がかかることは間違いないです。

しかし、全体の統計として2000年の喫煙者の医療費は1兆2,900億円、早死にすることで被る経済損失は5兆8,000億円、その他の要素を含め合計7兆3,200億円もの経済損失があると言われています。

https://sites.google.com/site/judoukitsuenhahanzaidesu/kitsuen-niyoru-keizai-sonshitsu
「喫煙による経済的損失の推計結果」より

喫煙によるメリット

唯一のメリットはストレス軽減です。

タバコを吸う嫁が禁煙を失敗したら、イライラしなくなり晴れやかになっています。

健康を害する可能性があってもイライラせず、穏やかにしていてくれればホッとします。

まとめ

古いデータも多かったです。

昔と比べたらタバコの自動販売機も見かけなくなったし吸う場所もかなり限定されています。

愛煙家にとってはつらいご時世ですが、時代の流れとも言えます。

タバコをやめてもらいたいという気持ちもあるので、マイナスに書きました。

しかし、費用便益分析という観点から見ると上記の失われる損失と社会が禁煙して被る損失とを比べる必要もあります。

例えば、禁煙社会により長寿が増え、さらなる国家医療費、社会保障費用や年金など、どちらが多くの損失を被るかを考えなければなりません。

ま、それは置いといて病室のとなりの人はタバコ吸います。

かなり大変そうな病気なのにタバコを欠かさず病院外に吸いに行くみたいです。

病院でタバコ仲間も増えたみたいで楽しそうにしています。

調べてみて、健康を害すると言っても未来のことだし、今は気持ちよさそうにタバコを吸っている人に禁煙を勧めるのはナンセンスな感じがします。

飲酒と同じです。

やめたいと思っている人に少しでも恐怖を与えることができたらと思ったのですがグダグダになってしまいましたね。

国家的な大きなものじゃなくて、自分自身のお金と癌についてだけでも考えてくれたら嬉しいです。

喫煙者の人に向かってです。

大きなお世話ですいません。

参考
http://www.health-net.or.jp/tobacco/front.html