将来の健康被害は多い?それとも少ない?禁酒に役立つ統計学
椎間板ヘルニアでの入院 75日目です。
大人になるとついついはまってしまうのが「お酒・タバコ・ギャンブル」です。
3つとも、ハマってしまうとなかなか止められません。
10年前に一念発起してタバコを止めました。
タバコを止めてからパチンコ屋さんに行かなくなりました。
禁煙席があったとしてもタバコを吸わないパチンコはパチンコじゃないです。
たまに付き合いで競馬や競艇は行きますが、遊び程度です。
昔のパチンコとは明らかに違います。
今回は禁酒の話題です。
禁酒三ヶ月目
今回、入院を機にお酒が止められるかもしれません。
3ヶ月お酒を飲んでいません。
あの激痛の最中こう思いました。
「お酒は飲まない!!」
それくらい辛かったです。
ダメな禁酒の方法
まず、絶対に失敗する方法を書きます。
飲んだつもり貯金。
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ダメなやつです。
そのうち飲みたくなってきます。
1日1本だけ禁酒法
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これもダメなやつです。
なあなあになってだんだん量が増えていきます。
宣言型
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意志の強い人限定になります。
たとえ宣言しても覚悟が足りないためにいろいろ理由をつけて禁酒を止めてしまうでしょう。
この中には俺が最後の1本とか、3日後から止めるという宣言もありますが、必ず止めれません。
退院後の自分と止めたいけど止めれない人のためにアルコール性肝炎やアルコールによる健康被害に関する統計を調べてみました。
飲酒による健康被害の統計
1日の飲酒量がアルコール換算で60g(日本酒なら3合、ビールなら缶ビール350ml3本)以上は「多量飲酒」という扱いになります。
そして、アルコールが関連した死亡者数は毎年3万5,000人と言われています。
そして、生活習慣病のリスクが高まる飲酒をしている人の割合は男性は13.9%、女性は8.1%、男女の平均は11%となります。
約1億2,000万人のうちお酒を飲める飲酒可能年齢の20歳以上の人口は約9,500万人〜1億人程度と考えられます。
そのうちの950万人〜1,000万人が飲酒による健康被害にあっている可能性があるという事です。
以外と少ないんで拍子抜けしてしまいました。
参考
http://www.seikatsusyukanbyo.com/statistics/disease/alcoholic-hepatitis/
http://www.seikatsusyukanbyo.com/statistics/disease/alcoholic-hepatitis/
http://www.stat.go.jp/data/jinsui/2014np/
健康についての反対意見
少ないような気はしますが続けます。
統計ではお酒が原因で亡くなる人は毎年3万5,000人です。
病気になる人は1,000万人近くいるのではないでしょうか。
しかし、過度な飲酒をしても病気にならない人もいます。
飲酒で病気にならない人を引き合いに出して、いかに無意味な事かを言う人もいます。
確かに酒豪の人でも健康な人はたくさんいます。
問題はお金だけのような気がします。
元気な人もいるのだから飲んでも良さそうですよね。
重要なのは「今」か?それとも「将来」か?
重要な事は「今」と「将来」という概念です。
今は健康かもしれませんが将来に健康被害が出る可能性もあります。
当たりそうにない宝くじを買っただけで当たる気になるのであれば、、過度な飲酒で死亡する3万5,000人に自分が入いる可能性も考えなければなりません。
そして、自分自身が飲酒による病気の可能性も統計の中に入っていると考えなければなりません。
しかし、行動経済学では将来の事より現在の事を重視する傾向にあるとの研究結果がありますが、まさにそれです。
金銭的にどれだけ勿体ないか、どれだけ時間を損失しているか、健康にどんな害があるか、未来を見れば明らかなのに止めれないのです。
今が楽しければ良い、今が気持ちよければ良い。
そんな感じでしょうか?
病気になるかどうかもわからないのに、将来の心配をするのはおかしい、という感じです。
まあ、バカバカしいですよね。言いたい事は分かります。
将来、交通事故で死ぬかもしれないし、飛行機事故で死ぬかもしれない。
それなのに我慢できないものをしなければならないって苦痛かもしれません。
まとめ
「もし、今お酒を飲んでも良いけど、20年後に椎間板ヘルニアのあの激痛と同じくらいの痛みが待ってますよ」
と言われたらオレ、酒やめます!
10人のうち1人が当てはまる可能性があるかどうかなんて誰にもわかりません。
昔はよく一気飲みもしました。
今でも日本酒好きです。
飲み始めたら止まらなくなります。
それならいっそ飲まないほうがいいです!
やめたいと思っていたり、過度な飲酒の人に少しでもわかってもらえたら良いなと書きました。