脳に送る信号と痛みの感覚
椎間板ヘルニアでの入院65日目です。
椅子、ベッドに座っていると腰に痛みを感じるのでベッドに横になっています。
トイレやリハビリは行いましたが少し気になるので一日中安静にしていました。
手術前の痛み
手術前の痛みの方が比べ物にならないくらいはるかに辛かったです。
その痛みを体が覚えているのか、自分自身が少しでも痛むと辛くなるのかわかりません。
だいぶよくなったと思っていただけに不安になります。
痛みは脳で感じている
腰が痛いと感じるのは負担がかかっている腰の部分から脳に「痛い!」という信号が行くからです。
これが慢性的に続くとその他の思考回路が鈍くなったり停止します。
あくまで経験上ですが・・・
例えるなら、高速道路でオシッコしたくなってずっと我慢しているようなものです。
楽しい話を聞かされても、動画を見ていても、運転していても膀胱から脳に「オシッコ行きたい!!」という信号が延々と行くわけです。
運転には気をつけてください。
腰痛で手術する前はその状態がずっと続いていていました。
したくても出ないオシッコです。
尿結石ってそんな感じなんでしょうか?(実際はむちゃくちゃ痛いくて比較にならないでしょうけど例えとして)
腰の痛みをなくしたいのにずっと痛みを感じたままの状態ってこんな感じです。
痛みにもよりますが、腰痛の状態であれこれ仕事の指示を出されても話半分で聞こえていない場合もあります。
体内には痛みを和らげる機能がある
腰痛で調べていくうちに色々分かったことがあります。
腰の感覚神経で感知した痛みは神経を伝わり「痛い!」と感じることは先ほど説明しました。
すると「下行性疼痛抑制系(かこうせいとうつうよくせいけい)」という神経回路を使って脳が痛みを和らげようとすると言われているらしいです。
その他にも体内鎮痛系と呼ばれる痛みを抑える仕組みが体に備わっています。
脳で痛みを感じているのは腰だけではなく、歯でも肩でも膝でも同じです。
他の部位の痛みも脳に送る信号を和らげているんでしょうね。
まとめ
人間の体ってスゲーなと思いました。
けど、人の体は痛みを和らげる優れた機能があると言われているのに痛いです。
どういう時に痛みが和らぐのでしょうか?
少しの痛みは本当はものすごい痛みなんでしょうか?
リリカやセレコックスといった痛み止めの薬も脳に送る痛みの信号を緩和するという仕組みなんでしょうか?
そんなことを思いながらベットで横になって痛みが引くのをずっと待つ1日になりました。