斬新すぎる!合コンを利用したカップル成立させるマッチング理論
タイトル通りです。
昨日の夜は病院の大部屋で笑い転げてしまいました。
芥川賞作家でお笑い芸人のピース又吉直樹さんが日常の出来事から経済学について考察するNHK Eテレの人気番組「オイコノミア」からの紹介です。
もてない人がいかにお気に入りの子にアプローチして口説き落とすというテクニックの話ではありません。
集まった合コンメンバーでこれ以上ない最高の組み合わせを生み出す全体の話です。
期待した人がいるかも知れませんが違います。
すいません。
合コン・コンパとは?
合コンとは、男女が出会いの場を求めて集まる飲み会で、コンパ、合コンなどと呼ばれます。
合コンでは男女共に気の合う相手がいれば話が弾んで相思相愛になれますよね。
以外と話が弾んでたのに振られることってありますよね。
合コンがきっかけで付き合い始めて結婚する人も多いのではないでしょうか?
合コンにはデメリットというものがあります。
それはイケメンなり美女なり、合コン内の人気者に競争率が高くなってしまうのです。
目当ての子がいても、別の奴とくっついたりしてなかなかうまくいきません。
オレも何度ガッカリしたことか・・・
イヤ、俺のことはいいんですけどね。
うまくいく方法の一つはみんなとかぶらないように一番気になる子ではなく、第2候補、第3候補の人に告白すること。
かぶらないようにするというのがミソですね。
しかしここにも問題があります。
もしかしたら一番気に入っていた人と相思相愛だったと後でわかればガッカリしますよね。
最悪、浮気や不倫パターンとなるかも知れません。
そんなコンパでこれ以上ないくらいのピッタリの組み合わせを実現させることが出来るということで興味津々でテレビにかじりついて見てしまいました。
斬新すぎるコンパ マッチング理論
告白は基本的に男性からですよね。
大体は男性が第一希望の女性に告白しますよね。
その中から女性は選ぶわけです。
しかし、女性はもし一番気に入った人からの告白を受けなかったとしたらどうでしょうか?
実際にあるでしょう。
第二候補、第三候補で妥協することになりますよね。
しかし、そんな妥協をしなくても良い画期的な方法を大学の教授が提案していました。
その名もキープ!!
告白された女性は、告白した男性から一人キープできるという方式です。
キープなのでカップルはまだ成立していません。
男性も一度告白して失敗しても、男性をキープした状態の女性に告白できるというシステム。
通常であれば告白された女性はそれで終了となるのでが、キープした男性が納得いかない場合は2度目に告白された人に乗り換えても良いというシステムなんです!
経済的観点
コレは「受け入れ保留方式」と呼ばれ、日本でも研修医を受け入れるために導入しているそうです。
アメリカでも臓器移植で家族のドナーで移植できない人がこのマッチング理論により家族ではない赤の他人に臓器を提供して助かるというケースもあるそうです。
素晴らしい!
まとめ
今回の合コンは受け入れ保留方式を応用したそうです。
満足と納得を兼ね備えたおもしろい理論です。
一人の可愛い子にに大勢の男が集まるのは需要と供給のバランスが明らかにおかしい状態ですね。
供給不足になるわけです。
そこで、先程のシステムを導入することでお互いが一番納得いくように「マッチング」できるとしています。
上記のように表にして順位の高い方からマッチングさせると分かりやすいです。
分かりづらい表です申し訳ない・・・
素晴らしい!!
デメリットは実際のコンパでこの方法を取り入れたら友達関係が壊れそうですね。
学生に実験してもらっても角が立ちそうですよね。
たとえ実験でも「キープ」という掛け声を聞いた教授がとても嬉しそうでした。